中学生の頃、とても好きな人がいました。

出会った頃は積極的に話しかけていましたが、クラスが別れてしまってから会話もなくなりました。それからは、こっそりと遠くから見つめるだけの日々が続きました。もう一度話しかけようと思いましたが、クラスが違うのでチャンスがありませんでした。学年ごとの行事や遠足などで写真が売り出されるとき、こっそりとその人の写った写真を注文していました。料金は親持ちなので、あまりたくさんは買えませんでした。たくさんの写真の中から、毎回数枚選び出し、こっそりと注文しました。出来上がった写真は専用のアルバムを作り収納していました。アルバムは誰にも見せずに、こっそりと自分だけで楽しんでいました
修学旅行の時、初めて使い捨てカメラを買いました。携帯などない時代だったので、写真は主にそれで撮影しました。旅行の後で現像してみると、一枚だけ偶然好きな人が映っていました。有名な神社の傍を友人を歩いていることころでした。その写真は、現在でも自宅にあります。